説明
そうかいプログラムとは
これまでの研究の経緯や関連書籍のご紹介
そうかいプログラムの構成と視聴の手順
「そうかいプログラム」は、家族会などみんなで集まって視聴する、「本編」(約90分)と、その後、各自で視聴する「おさらい版動画」(各20-30分)6本で構成されています。
【そうかいプログラムを視聴した感想】
・研究者だけの考えや認識だけでなく、家族(親)や当事者を巻き込んだプログラムだということが、今までにない有意義な学習プログラムだと思う。
・学習プログラム作成にあたり全体を通して当事者や家族の方たちが正直に赤裸々に表現されていることに感銘いたしました。
・当事者と親の切実な声(思い)が詰まっており、どの専門書より当事者の辛さ、やり場のない苦しみが感じられました。私たち親も勉強し、当事者が元気になってくれたらとてもうれしいです。
・とても参考になったところと、多少違う部分もありました。
【そうかいプログラム作成までの道のり】
●2014-2015年 上廣倫理財団の研究助成
精神障がい者家族会の方にアンケート調査やインタビュー調査にご協力いただきました。その結果を考察すると、医療や病気の辛さなど、どうにもならない状況で当事者が家族に当たるしかなかった背景がみえてきました。また、外からの支援を受けられずに、長年にわたって家族だけで奮闘し、精神的に疲弊する姿も明らかになりました。
2015年12月研究成果物として「精神障がい者の家族が受ける暴力-私たち支援者が向き合うべきこと-」を作成し、全国の保健所と家族会に郵送しました。
●2016年10月 「精神障がい者の家族への暴力というSOS-家族・支援者のためのガイドブック」を発行(明石書店)
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●2017年2月YPS横浜ピアスタッフ協会と本の執筆を開始
なぜ親に当たるのか、当事者の視点で伝えることが解決への手がかりになると考え、当事者の皆さんと本を書くことにしました。
●2017年10月 公益財団法人 三菱財団の研究助成が開始
家庭で苦闘する多くの家族の方が学べるように、インターネットで視聴できる動画「そうかいプログラム」の作成を開始しました。当事者の方と家族会の方にご協力いただきました。
●2018年5月 「当事者が語る精神障がいとリカバリー:続・精神障がい者の家族への暴力というSOS」を発行(明石書店)
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●2019年3月から6月「そうかいプログラム」の効果検証
家族会の方に協力してもらい、実際に「そうかいプログラム」を受講し、前後でアンケート調査を行いました。いただいたご意見をもとに動画の修正を行いました。
●2019年9月 公益財団法人 三菱財団の研究助成が終了、「そうかいプログラム」の公開