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​当事者と親からのメッセージ

当事者から当事者へ

今、コロナウイルスで沢山の方々が苦しんでいると思います。

在宅ワークになったりお子さんが学校を休まなければ行けない、密接な関係になってるかと思いますが、少しだけでもストレス発散したり、距離をとることをオススメします。

両親や姉や兄と一緒にいることが私自身凄くストレスでした。それで暴発でした。その時は、スポーツを、色々やっていたので。それで発散していました。距離の取り方は人それぞれだと思いますが、私は一番多く距離をとっていた時の逃げ場所は海岸で海をぼーっと見てました。海とか見ると自然と「海はこんなに大きいのに、私はなんでこんなことでイライラしてるんだろう」と小学生の頃から考えていました。

今なら、私自身であれば、ネットとかで色々な情報を入れようとしますかね。

何とか、皆さん、少しでも心身共に元気に過ごしましょうね。(高瀬陽向)

当事者から当事者へ

 私の場合は、親とは積極的にコミュニケーションをとるようにしています。そして、ある程度したら自室に戻ってYouTubeの「BGM癒し系JAZZ」を流しています。私はJAZZが好きだからです。これは、親と中途半端な距離をとると、目が合っただけで感じの悪さを抱いてしまうことがあるからです。

 また、親と距離が近すぎても場合によってはイライラしてしまうことがあるので、自室にこもって今まで出来なかった書類の整理をしたり、昔の写真を眺めたりしています。

あと、SNS上で友達がいるので、コミュニケーションをとっています。これもほどほどのやり取り程度です。

 更に大切だと思うのは、あまり新型コロナ関係のTVを見ないようにしています。ある心理学者によると、人は刺激的な情報に接すると更に刺激を求めてしまう傾向にあり、そうすると気付かないうちに疲れが溜まるそうです(コロナ疲れ)。

 おすすめはなるべく日光にあたることです。外出禁止といっても、庭やベランダに出る分には3密にはあたりません。日を浴びることで鬱病防止にもなるそうです。

 室内では積極的に体を動かすようにしています。ラジオ体操をしたり、腕立て、腹筋、ストレッチをしています。Eテレでやっていましたが、赤ちゃんは何故肩こりとかにならないかは、常に体を動かしているからだそうです。

 親とは適度な距離を保つのが大切ですが、「適度な」、とは常に距離をとり続けるのではなく、接しては離れ、離れては接する、を繰り返すことだと思います。

どうしてもイライラしたら、短時間に限りますが、ヘッドホンで大音量の音楽を流して、頭の中で「腹が立つー!」と叫びます。ただし、あくまでも短時間にしないと耳を傷めるので要注意です。

 そして、食べ物は以前より減らしています。どうしても消費エネルギーが減るので、その分摂取カロリーを減らすのです。塩分も控えめにします。お腹が空くとついお菓子に手を出してしまうので、私は代わりに無塩トマトジュースを飲んでお腹を膨らましています。

私は夜型の傾向があるので、宵っ張りにならないよう気を付けています。

では、皆様も心身ともに健全でいられるようにアクションを起こしましょう。(相沢隆司)

親から親へ

 家族会で相談を受けているご家族の中にも心配な方がいます。このようなコロナウイルス騒ぎの中で、そのお母さんにも会えないので、本当に心配です。

幸いそのお母さんは週に何度かパートの仕事で家から出られ仕事が息抜きのようです。

私の方は、べてるネットのホームページで娘の映像が見れてホッとしています。

(岸澤マサ子)

当事者から当事者へ

家で頻繁に家族と顔を合わせるのがしんどい皆さまへ。

今は外出自粛が全国規模で行われていますね。

大変な状況にあります。

でも、ひねくれているかもしれませんが、

引きこもり経験の私からしたら、

リア充が自粛するなんて?、

ちょっと感慨深いですね。

家にいなきゃいけない時期、家にいたい時期というのは、

理由が違えど世の中あるのです。

また、外に出てゆったり出来る日は必ず来ます。

待ちましょう。信じましょう。(MZM)

当事者から当事者へ

親との会話でイラつくことなんていまだにしょっちゅうです。そんな時は散歩に限る!家の中での発散だと限界がありますので。音楽好きは是非携帯音楽プレイヤーを持って散歩に行こう!(堀合研二郎)

当事者から当事者へ

賑わう街への外出を自粛しなければならない今、普段、街の雑踏から、家族との関係を乗り切るエネルギーを得ていた僕にとっては、どこから「雑踏」的なエネルギーを取り込むかが課題です。それは、意外かもしれませんが、「静けさ」や「落ち着き」にあるようです。今まで、忙しさを口実に「ながら」でやっていたことを(音楽を聴きながら読書をする、など)、一度にやるのをやめて、一つずつ集中してやってみるようにすると、例えば読書なら、同じ本から受ける「エネルギー」、と言うか「衝撃波」が増すようです。運動としては、休日はほとんど人のいない早朝の街のウォーキングや、簡単なヨガのストレッチ、スクワットなどがおすすめです。この3つで運動不足はカバーできます。運動が足りるていると、メンタルの調子もよくなるようです。しっかりエネルギーを得て、コロナを乗り切りましょう! (堀合悠一郎)

当事者から当事者へ

ここをクリックされた皆さんの、鬱病、生活不活発病等の健康二次被害を心配しております。私を含め本HP関係者の多くはかねてから、精神疾患を抱えながらも、精神保健福祉士等の資格を取得したり、当事者として執筆や講演を担う等、資質磨きながら自立を試み続けているのです。その過程において、精神科医療の現場にも詳しくなっていった我々から、現状から脱却するためのヒントになるものを感じ取って貰えれば幸いです。(山田潤)

きょうだいから親へ

 私の両親は他界していて、今は、統合失調症の妹と統合失調感情障害の私の2人暮らしです。私がテレビ・ラジオをつけたり、電話をしたり、パソコンを使ったりすると(カタカタとボタンをタッチする音で)、それらから生まれる音で、妹の幻聴さんが発生し、苦しくなってしまいます。ですので、私は、この自粛の時期、家で音をたてないようにするために、静かにしていなければならず、家でストレス解消することができず、抑うつ状態になってしまいました。家にある、テレビ・ラジオを聴くためのイヤホンは、安物だったせいか、全て壊れてしまいました。自粛のため、新しいイヤホンも買いに行けません。

 ですが!なんと私のガラホ(ガラケーとスマホの中間のようなもの)で、YouTubeが観れる(聴ける)ことを今回発見しました!

 今まで、YouTubeはスマホを持っていないと、観たり、聴いたり、できないと思い込んでいたのです。 心の病の方達は、スマホが高価すぎて、スマホより安いガラホを持っている方達もいらっしゃるかと思います。その方達に、「ガラホでもYouTubeを観たり、聴いたり、できますよ!」とお伝えしたいです。ガラホでYouTubeを観たり、聴いたりすると、音がわりと小さいので、私の部屋のふすまを閉めてしまえば、音が外にもれず、妹の幻聴さんも発信されず、今は2人で穏やかに同じ家で過ごしています。ガラホでは映像も観れますので、わざわざテレビを自分の部屋に移動させることなく、映像を楽しめ、気分転換ができます。YouTubeで、瞑想の音楽を聴いたり、私はスピリチュアリズムの世界に興味があるので、そのお話を聞いていたりしましたら、元気になり、抑うつ状態から脱することができました。

 ご自宅で、私の妹のような、音に敏感な統合失調症のお子さんと一緒に住まわれている親御さん達にぜひYouTubeをお薦めしたいです。

(*You Tubeを視聴するとインターネットの利用料がかかりますのでご注意ください。)

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