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研究の背景・概要

精神疾患のある親に育てられる子どもは、子ども全体の15-23%(Leijdesdorff, et al., 2017)と言われ、ヤングケアラーの問題、自身の精神疾患発症など様々な困難に遭遇しやすい。しかし、日本で精神疾患当事者に育てられる子どもに特化した支援は皆無に等しい。そのため、子どもの立場の方や他の研究者とともに、精神疾患のある親をもつ子どもの会(こどもぴあ)を立ち上げ、インタビューやウェブ調査を行って実態を明らかにしてきた。また、子どもの存在を知ってもらうために報道に協力したり、本を発行するなどの啓発活動を行っている。学校教員向けの研修プログラム開発をした。
 

​精神疾患のある親をもつ子どもを支援する方たちへの情報サイト「私ここライブラリー」

​精神疾患のある親をもつ子どもの会(こどもぴあ)

Publications

Video-based e-learning program for schoolteachers to support children of parents with mental illness: a cluster randomized trial 介入研究, 論文https://doi.org/10.1186/s12889-023-15426-z

Childhood Adversities and Psychological Health of Adult Children of Parents with Mental Illness in Japan            論文https://doi.org/10.3390/healthcare11020214

「精神疾患の親を持つ子どもが成人後に認識した生きづらさとその要因に関する質的記述的研究~

 統合失調症圏の母親に関して~」論文→https://doi.org/10.5630/jans.42.726

「精神疾患のある親をもつ子どもの体験と学校での相談状況:成人後の実態調査」論文https://doi.org/10.11236/jph.20-036

「精神疾患を患う母親をもつ子どもの生活体験と病気の気づき」論文→https://doi.org/10.15078/jjphn.8.3_126

「精神障がいを抱えた親をもつ女性が母親になる経験」論文→https://doi.org/10.18910/73831

「静かなる変革者たち 精神障がいのある親に育てられ、成長して支援職に就いた子どもたちの語り」書籍

「精神障がいのある親に育てられた子どもの語り-困難の理解とリカバリーへの支援」書籍

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