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研究の背景・概要

愛に関する研究
 国民性調査によると、日本人が一番大切にするものは「家族」が最多です。大切にしたいものは精神障がいがあってもなくても同じはず。障がいがあるからといって一人暮らしを前提とした支援はもう古いのではないでしょうか。家庭をもつことを前提とした支援も選択肢に加える必要があるのではないでしょうか。もちろん恋愛や家族の形だって色々あっていい、しなくてもいい。でも、私は、恋愛や結婚をすることに消極的になる背景にあるセルフスティグマ、周囲のパターナリズム、経済的不安、といった障壁を取り除きたいのです。そして、「人を愛すること」をもっと大切に扱いたいのです。
性と生殖に関する研究
 性と生殖に関する健康は、誰にとっても重要であり、皆に権利が保障されている必要があります。しかし、精神疾患を罹患した方の中には、性機能障害などさまざまなことで悩む方がいます。性を学ぶことは人権を学ぶこと。性の多様性やジェンダー役割など性にかかわるさまざまなことを学ぶことが重要だと考えています。
性や生殖の悩みに対して、どのような手立てが必要なのかを考えたいです。

愛する力磨くピア学習プログラム「あいりき」

​オンライン版あいりき検証研究実施中

Publications

A peer-led learning program about intimate and romantic relationships for persons with mental disorders (AIRIKI): Co-creation pilot feasibility study

「精神障害者が語る恋愛と結婚とセックス」書籍

​「精神障がい当事者が認識する恋愛・結婚の障壁」 論文→https://hdl.handle.net/11094/98203

精神疾患のある人の性と生殖に関する実態 論文→DOI: 10.5630/jans.44.763

2020年3月1日ラジオ放送_Lets-make-kayakugohan蔭山正子
00:00 / 30:00

お問い合わせ・連絡先:大阪府吹田市山田丘1-7 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 蔭山正子        
Eメール kageyama★sahs.med.osaka-u.ac.jp ★を@に置き換え  電話 06-6879-2553

© 2021 by Masako Kageyama

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